2012年2月3日金曜日

「勉強しなくていい!」と言った。 『母ちゃんの遺言』

私の母は、年老いて体が不自由になり車椅子の状態でした。
母は私に「こんな姿になった母ちゃんを見てせつねべ。」と言いました。
翻訳すると 
"自分の体が思うように動けず・足も悪くなり、そんな母親を見て、つらく苦しいだろう? 
そしてそう思う自分の娘がむごい” そう私は理解しました。

私は「そんな事ないよ。」と嘘をいいました。
本当は、毎年々逢う度に年老いていく私の母を見ているのが、
とてもとても何よりも、この世で一番つらい事でした。

そしてその気持ちを母ちゃんにみやぶられないようにしてました。
私を”かわいそう” と思う母ちゃんが ”かわいそう” だから・・・

母ちゃんは亡くなる少し前、テレビを見てつぶやきました。
テレビでは、”朝市で賑やかに野菜を売るお婆ちゃん達” が写ってました。
その場面を見て「あんな風に働きたい!」と羨ましそうに言いました。

そして私に「動けるうちは、働けな!」 母は若い頃とても働きものでした。
意味は ”仕事をできる事に感謝して、楽しく一生懸命死ぬまで働きなさい”
私は、それを大事に守ってます。

◆母が私に残してくれた数々のおもしろい”名言”を紹介していきます。

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