2012年2月4日土曜日

『この世でたった一つの恐いこと』

私は”怖いもの知らず”のところがあります。
でも子供の頃からずーと怖いことがありました。

それは、 ”母の死”です。誰でも人はそうだと思います。

私は兄が4人いる末っ子です。子供の頃から、近所の大人や親戚の人がよく母に言うのです。
「この子はバッチだから、親と一番早く別れっから、めんごくってしょうがねばい?」
 バッチとは方言で末っ子の事です。
”母親と早く死に別れるから、かわいくってしょうがないでしょ?”と云う意味です。

子供心に ”死ぬってどういうこと?”と考えました。
”死ぬって、母ちゃんがいなくなること、自分の前から”

それはそれは恐ろしいことです。
私を高齢で生んでくれたので、学校の参観日で友達は、「おばあちゃんがきたの?」と言われました。
それに対し私は、恥ずかしいんとは思わず、早く死んでしまうという事に現実を感じ悲しかった!

続く・・・

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